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●書籍

  山越康裕『詳しくわかるモンゴル語文法』白水社, 2012年10月.

      
      税込価格:3780円 (本体価格3600円) / ISBN:978-4-560-08613-1
      「まえがき」への追記

※以下、リンクが貼られているものはオンラインで閲覧可能です.

●編著書籍

 1. 中山俊秀・山越康裕編『文法を描く:フィールドワークに基づく諸言語の文法スケッチ』2. 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2007年.

 2. Yamakoshi, Yasuhiro ed. Grammatical Sketches from the Field. ILCAA, TUFS, 2011年.



●論文

 1. 「モンゴル語の語末に見られる『不定のn』について」『地域文化研究』 3.109-123. 2000年.

 2. 「現代モンゴル語における『名詞』と『形容詞』について」『日本モンゴル学会紀要』30.97-108, 2000年.

 3. 「語形成論から見るモンゴル語の名詞結合」『日本モンゴル学会紀要』31.91-105, 2001年.

 4. 「モンゴル語の名詞-動詞型複合動詞」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』(文部省科学研究費補助金「特定領域研究 (A) 『環太平洋の「消滅に瀕した言語」にかんする緊急調査研究』」成果報告書A2-002)7.193-207. 大阪学院大学情報学部, 2001年.

 5. 「モンゴル語の直接目的語の格選択にみられる名詞句階層」Altai Hakpo(『アルタイ学報』)11.165-180, 2001年.

 6. 「シネヘン・ブリヤート語音韻体系概説」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』(文部省科学研究費補助金「特定領域研究 (A) 『環太平洋の「消滅に瀕した言語」にかんする緊急調査研究』成果報告書A2-033)10.69-86. 大阪学院大学情報学部, 2003年.

 7. 「モンゴル語の複数接尾辞と名詞句階層」『言語研究』第124号 ; pp.131-153, 2003年.

 8. 「モンゴル諸語の 'particle' について:シネヘン・ブリヤート語の事例から」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』11.151-178. 北海道大学大学院文学研究科, 2004年.

 9. 「シネヘン・ブリヤート語の借用にみられる諸特徴について」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』12.185-205. 北海道大学大学院文学研究科, 2005年.

 10. 「シネヘン・ブリヤート語」中山俊秀・江畑冬生編『文法を描く:フィールドワークに基づく諸言語の文法スケッチ』1.271-298. 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2006年.

 11. 「シネヘン・ブリヤート語の『抱合』的語形成」『アジア・アフリカ言語文化研究』72.125-141. 2006年.

 12. 「シネヘン・ブリヤート語のclitic」『アジア・アフリカの言語と言語学』2.1-15. 2007年.

 13. 「ハムニガン・モンゴル語」中山俊秀・山越康裕編『文法を描く:フィールドワークに基づく諸言語の文法スケッチ』2.229-258. 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2007年.

 14. 「品詞分類のありかた:シネヘン・ブリヤート語の事例から」『アジア・アフリカの言語と言語学』3.47-59. 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所, 2008年.

 15. 「ハムニガン・エヴェンキ語とハムニガン・モンゴル語の所有構造:周辺言語の影響とみられる特徴について」呉人恵編『環北太平洋の言語』15.101-116. 富山大学人文学部, 2010年.

 16. Shinekhen Buryat. In: Yamakoshi, Yasuhiro ed. Grammatical Sketches from the Field. 137-177. ILCAA TUFS, 2011年.

 17. 「シネヘン・ブリヤート語の人称所有小詞」北方言語ネットワーク編『北方言語研究』1. 63-78. 2011年.

 18. 「シネヘン・ブリヤート語の『形動詞』」『北方人文研究』5. 95-112. 2012年.

 19. 「ブリヤート語の分詞の機能について:屈折的形容詞化と位置づけられるか」北方言語ネットワーク編『北方言語研究』3. 25-40. 2013年.

 20. 「『元朝秘史』モンゴル語における人称代名詞属格形:ハムニガン・モンゴル語の譲渡可能性との関連から」北方言語ネットワーク編『北方言語研究』4. 65-84. 2014年.



●資料

 1. 「シネヘン・ブリヤート語テキスト」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』(文部省科学研究費補助金「特定領域研究 (A) 『環太平洋の「消滅に瀕した言語」にかんする緊急調査研究』成果報告書A2-012)8.95-129. 大阪学院大学情報学部, 2002年.

 2. 「内モンゴル北部におけるモンゴル系諸言語比較基本語彙」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』(文部省科学研究費補助金「特定領域研究 (A) 『環太平洋の「消滅に瀕した言語」にかんする緊急調査研究』成果報告書A2-033)10.139-213. 大阪学院大学情報学部, 2003年.

 3. 「シネヘン・ブリヤート語テキスト:日常会話を題材にした基本文例集」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』13.139-180. 北海道大学大学院文学研究科, 2006年.

 4. 「ハムニガン・モンゴル語テキスト:日常会話を題材にした基本文例集」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』14.119-157. 北海道大学大学院文学研究科, 2007年.

 5. 「北東アジアの諸言語にかんする注釈つき年代別文献リスト」津曲敏郎編『環北太平洋の言語』14.167-246. 北海道大学大学院文学研究科, 2007年. (白石英才・小野智香子・長崎郁・風間伸次郎・藤代節との共著)

 6. Three folktales in Shinekhen Buryat. 『アジア・アフリカの言語と言語学』6.109-136. 2012年.

 7. 「シネヘン・ブリヤート語テキスト (4):テネグ・タリブほか2編」北方言語ネットワーク編『北方言語研究』4.185-198. 2014年.



●エッセイ, 書評など雑文

 1. 「第4回ソウル・アルタイ学国際学術会議参加報告」『満族史研究通信』10.169-172. 2001年.

 2. 「国境を越えたブリヤート語:その現状と将来」Arctic Circle(北海道立北方民族博物館機関誌)42.10-12. 2002年.

 3. 「新天地をめざした白鳥の子孫:シネヘン・ブリヤート」津曲敏郎編『北のことばフィールド・ノート:18の言語と文化』49-62. 北海道大学図書刊行会, 2003年.

 4. 「ユハ・ヤンフネン編『モンゴル諸語』」(書評)『日本モンゴル学会紀要』34.83-90. 2004年.

 5. 「シネヘン・ブリヤート語」(リレー連載「私のフィールドノートから:発見とときめきのフィールド言語学」第4回)『月刊言語』36(4).86-91. 大修館書店. 2007年.

 6. 「モンゴル語」梶茂樹, 中島由美, 林徹編『事典:世界のことば141』280-283. 大修館書店. 2009年.

 7. 「モンゴル系危機言語の調査研究」臼杵勲・山越康裕・鶴丸俊明・D. ツェヴェンドルジ・董新林・佐川正敏・千田嘉博『草原の考古学:モンゴル高原の考古学』(札幌学院大学総合研究所BOOKLET No.2)札幌学院大学総合研究所. 5-9. 2010年.

 8. 「[報告]第10回国際モンゴル学者大会報告・第二部会(言語)」(学会報告)『日本モンゴル学会紀要』42.77-78. 2012年.



●おもな学会発表

 1. 「モンゴル語の名詞連続における形態上の緊密性について」2000年度日本モンゴル学会春季大会, 早稲田大学, 2000年5月.

 2. "The Hierarchy of Noun Phrases and the Choice of Case Suffix of Direct Object in Khalkha Mongolian : Suggestion for the Study of Manchu-Tungusic Languages."(英語による発表)首届国際通古斯語言文化学術検討会, 中国・内モンゴル自治区呼倫貝爾盟海拉爾市, 2000年9月.

 3. 「モンゴル語の直接目的語の格選択に見られる名詞句階層」The 4th Seoul International Altaic Conference (SIAC 2000), 韓国・ソウル大学校, 2000年10月.

 4. 「モンゴル語および近隣諸言語の複数接尾辞について」(モンゴル語による発表)21世紀満通古斯語言文化与人類学学術検討会, 中国・黒龍江大学満語研究所, 2001年8月.

 5. 「モンゴル語および近隣諸言語の複数接尾辞と名詞句階層」日本言語学会第123回大会, 九州大学, 2001年11月.

 6. 「シネヘン・ブリヤート語の人称標示形式の分類:小詞/語尾?」文部科学省科研費基盤(B)「北方諸言語の類型的比較研究」研究会, 北海道大学, 2003年7月.

 7. 「モンゴル諸語の 'particle' の自立性について」日本言語学会第127回大会, 大阪市立大学, 2003年11月.

 8. 「いま起こりつつある形態的変化:シネヘン・ブリヤート語(Shinekhen Buryat)」(危機言語小委員会企画特別展示『少数言語の文法研究から見えるもの』)日本言語学会第128回大会, 東京学芸大学, 2004年6月. (第19回「大学と科学」公開シンポジウム『今, 世界のことばが危ない! ―グローバル化と少数者の言語』(東京国際交流館, 2004年11月)にて再発表)

 9. "On Some Characteristics of Borrowing in Shinekhen Buryat." The 6th Seoul International Altaic Conference : Researches on Endangered Altaic Languages (SIAC 2004), 韓国・ソウル大学校, 2004年9月. (北海道大学スラブ研究センター21世紀COE研究教育拠点形成プログラム「スラブ・ユーラシア学の構築:中域圏の形成と地球化」の報告助成による)

 10. 「移住が引き起こした言語変化:シネヘン・ブリヤート語とハムニガン・モンゴル語の事例から」第9回「アジアの中のロシア/ロシアの中のアジア」研究会, 北海道大学スラブ研究センター, 2005年1月.

 11. 「アルタイの仲をとりもつモンゴル諸語」(公開シンポジウム『ソ連邦崩壊と日本言語学 ―北東アジアにおける20年間のフィールドワークの歩み―』による講演)日本言語学会第133回大会, 札幌学院大学, 2006年11月.

 12. 「ハムニガン・モンゴル語とハムニガン・エヴェンキ語の所有構造に見られる言語接触の影響」日本言語学会第133回大会, 札幌学院大学, 2006年11月.

 13. 'Sharing Research Information and Skills on the Net: 'FIELDLING' Community Site' 1st International Conference on Language Documentation and Conservation., University of Hawai'i, 2009年3月.

 14. 「大教室でのリテラシー教育の可能性:札幌学院大学『論述・作文』科目の事例」第60回東北・北海道地区一般教育研究会, 札幌大学, 2010年9月.

 15. 'Хамниган монгол хэлний эзэмшигч илрүүлэх арга' (How to indicate the possessor in Khamnigan Mongolian). The 10th International congress of Mongolists, National University of Mongolia, 2011年8月.

 16. 「シネヘン・ブリヤート語の『形動詞』」池上二良先生追悼シンポジウム「北方言語研究の歩み」, 北海道大学, 2011年12月.

 17. 「ブリヤート語の動詞屈折形式:分詞の機能/派生との区別」(ワークショップ「東アジア接尾辞型諸言語における動詞屈折形式:分詞に関する問題を中心に」(長崎郁・江畑冬生・麻生玲子との共同発表))日本言語学会第144回大会, 東京外国語大学, 2012年6月.

 18. "How Can We Define The "Participles" In Mongolic Languages: Two Problems In Shinekhen Buryat." The First Conference on Central Asian Languages and Linguistics., Indiana University, 2014年5月.



●研究助成の獲得

 1. 平成12-14年度 科学研究費補助金(特定領域研究 (A))「中国東北部およびロシア極東のツングース諸語に関する緊急調査」(代表 津曲敏郎)研究協力者.

 2. 平成14-15年度 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)「モンゴル諸語における語形成および言語接触に関する研究」研究代表者.

 3. 平成15-17年度 科学研究費補助金(基盤B1)「北方諸言語の類型的比較研究」(代表 津曲敏郎)研究協力者.

 4. トヨタ財団2004年度研究助成B「中国・ロシア・モンゴルに散らばったブリヤート人たちのライフヒストリー調査による少数民族の社会的, 文化人類学的, 言語的, 歴史的状況の再構成」(代表 ジミンゴア)研究分担者. (平成16-17年)

 5. 平成17-18年度 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)「中国東北部の消滅に瀕したモンゴル諸語の記述および言語接触にかんする研究」研究代表者.

 6. 平成19-20年度 科学研究費補助金(若手研究(スタートアップ))「中国北方のモンゴル系危機言語の総合的記述と言語変容に関する研究」(課題番号19820019)研究代表者.

 7. 平成20-21年度 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・言語ダイナミクス科学研究プロジェクト若手研究支援プログラム「言語類型論的視点に基づく文法概略記述のための調査研究」研究代表者.

 8. 平成22-24年度 科学研究費補助金(若手研究(B))「モンゴル系危機言語であるシネヘン・ブリヤート語の総合的記述」(課題番号22720163)研究代表者.



 9. 平成26-28年度 科学研究費補助金(若手研究(B))「中国北方のモンゴル系危機言語の文法記述とドキュメンテーション」(課題番号26770146)研究代表者.



●海外調査等の記録

 1.[1996年6-7月(3週間)]モンゴル国の新聞等公刊物の出版状況, および使用語彙に関する調査(私費), モンゴル国ウランバートル市.

 2.[1999年8月(2週間)]社会変化に伴う借用語彙の変化動向調査, 日本語学習者の実態調査(私費), モンゴル国ウランバートル市.

 3.[2000年8月(10日間)]モンゴル語統語論に関する文法調査(私費), モンゴル国ウランバートル市.

 4.[2000年8-9月(3週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成1に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾盟.

 5.[2001年3月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成1に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾盟.

 6.[2001年8-9月(1ヶ月)]シネヘン・ブリヤート語およびハムニガン・モンゴル語調査(研究助成1に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾盟.

 7.[2001年9月(2週間)]モンゴル語形態論に関する調査(研究助成1に基づく), モンゴル国ウランバートル市.

 8.[2002年3月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成1に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾盟.

 9.[2002年8月(2週間)]モンゴル語形態論調査および国際モンゴル学会出席(研究助成1に基づく), モンゴル国ウランバートル市.

 10.[2002年8月-9月(1ヶ月)]シネヘン・ブリヤート語およびハムニガン・モンゴル語調査(研究助成1に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾盟.

 11.[2003年3月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成2に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 12.[2003年9月(10日間)]モンゴル語調査(研究助成2に基づく), モンゴル国ウランバートル市.

 13.[2004年3月(10日間)]シネヘン・ブリヤート語調査(私費), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 14.[2005年3月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成4に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 15.[2005年8月(3週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成4, 5に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 16.[2005年3月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成5に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 17.[2005年8月(3週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成5に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 18.[2006年3月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成5に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 19.[2006年8月(1週間)]国際モンゴル学会出席(研究助成5に基づく), モンゴル国ウランバートル市.

 20.[2006年8月(2週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成5に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 21.[2008年3月(10日間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成6に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 22.[2008年8-9月(10日間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成6に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 23.[2009年8月(1週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(個人研究費による), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 24.[2010年9月(1週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成8に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 25.[2011年2月(1週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成8に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 26.[2011年8月(1週間)]国際モンゴル学会出席(研究助成8に基づく), モンゴル国ウランバートル市.

 27.[2012年3月(1週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成8に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 28.[2012年8月(1週間)]中国内モンゴルにおける教育活動調査(個人研究費および札幌学院大学ゼミ等海外研修奨励金補助に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 29.[2013年3月(1週間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成8に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 30.[2014年8月(6日間)]シネヘン・ブリヤート語調査(研究助成9に基づく), 中国内蒙古自治区呼倫貝爾市.

 31.[2014年8月(6週間)]モンゴル語文献調査(研究助成9に基づく), モンゴル国ウランバートル市.

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