※レポートを提出する際のチェックポイントをまとめました。提出前に確認し、推敲に役立ててください。
(最終更新日:2012年11月22日)
見直しの際はプリントアウトしたものを使いましょう。パソコン画面上でのチェックに比べ、誤りに気づきやすくなります。
とくに文法、内容にかんしては自分で書いたものを読み直してもなかなか間違いに気づくことができません。
その対策として
1. 締切よりも余裕をもって仕上げ、1-2日ほど過ぎてから見直す。
2. 友人同士で交換し、指摘し合う。
のどちらかを実践するといいでしょう。客観的に文章をみつめることができます。
ちなみに、SGU学生であれば学習支援室の「論述・作文」相談コーナーで事前添削を受けることも可能です。他科目のレポートでもかまいません。
・雑誌の場合:著者名(出版年)「論文名」『雑誌名』巻(号)、掲載ページ.
・本の場合:著者名(出版年)『書籍名』出版社.
・インターネットからの情報の場合:Webページ作成者名(アップロード年)「ページ名(通常、ウィンドウの上部に表示される)」URL(最終閲覧日) といった配列ができているか。
山越康裕(2012)「論述・作文(山越)/チェックポイント」http://ext-web.edu.sgu.ac.jp/
yamyas/checkpoint.html(yyyy年mm月dd日閲覧)
<引用の場合>
例1:山越(2012)は「見直しの際はプリントアウトしたものを使いましょう」と述べている。このことから、提出までに見直し用と提出用、最低2回印刷する必要があることがわかる。
<要約の場合>
例2:山越(2012)は見直す際にプリントアウトしたものを使うよう勧めている。このことから、提出までに見直し用と提出用、最低2回印刷する必要があることがわかる。
注意!:上例のように明示する場合、その( )を含む1文だけが引用or要約と判断される。
たとえば、次の例の2番目の文(赤字部分)は、引用or要約ではないと判断される。
山越(2012)によるとパソコンの画面上でのチェックに比べ、プリントアウトしたもののほうが誤りに気づきやすくなる。そのため、見直す際にはプリントアウトしたものを使うのがいいという。このことから、提出までに見直し用と提出用、最低2回印刷する必要があることがわかる。
例3:
推敲の際の注意点について、山越(2012)は次のように述べている。(ここで段落をかえる)
パソコンの画面上でのチェックに比べ、プリントアウトしたもののほうが誤りに気づきやすくなる。そのため、見直す際にはプリントアウトしたものを使うのがいい。 (ここで再度段落をかえる)
このことから、提出までに見直し用と提出用、最低2回印刷する必要があることがわかる。
※一文一文を短くすると、下の「文のねじれ」を起こしにくくなる